2017年9月19日にリアルタイム・ミリ波レーダ・シミュレータを発表し提供を開始しました

ミリ波レーダを仮想的に3次元画像化し、照射範囲、角度、距離、反射強度、対象物との相対速度などの計算値をリアルタイムに可視化します。ミリ波レーダーを搭載する自動車を仮想空間で走行させ、対象物となる追尾車や対向車、歩行者などの仮想モデルを移動させることで、より現実の運転状況に近いシミュレーションを可能にしました。また、LIDARシミュレータ 「ALR ( Advanced LIDAR Simulator 」を同時発売します。

本シミュレータを利用することで、自動車メーカは、センサのモデル化により実車によるテスト走行を実施することなくシミュレーションで走行を再現し、自動運転の認識、制御などの確認、車両へのセンサ取り付け位置の検証を効率的に行えます。システムサプライ・メーカは、車載におけるセンサの挙動を見える化することで、ミリ波モジュールの設計パラメータの検討、到達距離・認識領域の確認を効率化できます。センサデバイスを開発する半導体メーカは、開発中のデバイスをモデル化してシミュレーションし、高速に検証を行うことが可能になります。

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世界初の自動運転向けリアルタイム・ミリ波レーダ・シミュレータを提供開始しました